「家に居場所がない」と答える少年少女は4人に1人。
意外に多いはずなのに明るみに出ないのは、周囲から気づきにくく、本人も助けを求めないからです。
虐待をされている訳ではない。
でも、親との関係に違和感を感じたり、傷ついている。
でも、嫌いとは言い切れない。自分の親だし…。
虐待ではないから放っておいて良いわけではなく、
その後に虐待・精神疾患・非行・孤独孤立・自殺につながる可能性があります。
代表の奥村の家庭環境もはざまにあり
大学3年生の時に弟が自死をしました。
第1の家族(本人の家族)を居場所に感じられず、
第2の家族(友達・学校・地域)は既にあっても、
人に頼ることを知らなかったり、支援情報を知らなかったりします。
そこで第3の家族は、多様な選択肢を提示し
それらを掴み取りやすい状態をつくることで、
最終的には第1か第2の家族に帰着してもらうことを目指します。
第3の家族は「いつか忘れる」居場所になります。
忘れたときが、彼ら彼女らが居場所を見つけたとき。